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数日前に、このページを検索エンジンにかかるように開放したのですが、その結果、多少驚くべき結果が判明しました。
特にこのページを宣伝したわけでもなく、ごく少数の人にしか存在をお教えしていないので、特段アクセス数が増えたとか、そんなこともないです。数日間の結果をもっていうのも、尚早極まりないのですが、どうもインターナショナルなうなのです。

つまり、日本人のアクセス数より、外国人のアクセス数の方が多いのです。一体何が検索エンジンに引っかかっているのでしょうか? ぱっと見多分、”S.W.A.T.”ではないかと思われるのですが、”crash”なのかもしれません。いずれにせよ、来たら日本語のページなので、がっかりして帰るか、仮に読めたとしても、中身の内容のなさにがっかりしてお帰りになるのではと、国際問題に発展しないか気がかりになります(冗)。

具体的な国は、亜米利加、独逸、宇克蘭のようです。せめて、これらの国とは友好的にしておきたいということで、何か言葉が解らなくても楽しめて、かつ日本的なコンテンツでも用意すべきだろうかとか思ってみたり、それらの国際コンテンツを、解りやすくトップに置いておくとか、マジで国際化チャレンジしてみても面白いかなと、妄想を繰り広げております。
でもここはKYOTOではないし、AKIHABARAでもないので、何がウケるでしょうか。それ以前にうっかりアルファベット表記したら、またそれを伝って、がっかりされてしまうかも。ならば、検索ワードが”S.W.A.T.”であると仮定して、本気であの”S.W.A.T.便”を探してみるとか、そんな企画をやってみようかとか思ったのですが、普通に考えて、サイト名がひっかかっているんじゃないかと思いました。

だとしたら、ここは本気で、Japonaise bricolage を見せてやろうじゃないかというのが、自然かもしれません。というわけで、最近の作で、公開しても差し支えなくて、なんだかJAPANみたいなもの…として、Qiトランスミッターをご紹介しませう。

もうそろそろ、世界的に流行ってくるかも的なものとして、挙げさせていただきたいです、ワイヤレス電力伝送規格Qi。日本人には読みづらい、Qi。「チー」と読みます。中国に於ける「気」から命名されたそうです。目に見えない「気」のようなものでパワーを伝える、といった意味合いがインスピレーションのようです。なるほど、僕もそのあたりに感化されて、その目に見えない「気」の流れを可視化したみたいに見えるように、「木」の木目を生かしてトランスミッターを作ったら、シャレが利いてるかなと思いつきました。
その「気」が「木」から湧出する点として、節の部分を使えば、木目が節を中心に広がる様子が、まさに「気」のように見えるではないかと。というわけで、木でケースを削りだして、ワイヤレスで電力を伝送する Woody Qi Power Transmitter を作ってみました。


木は中米産のボコテという、紫檀系の木です。さすが紫檀系、削るといい香りです。硬いけれども、欠けにくく、機械的に加工しやすいナイスウッドでした。最近はいろんな銘木の端材がネットで買える便利ぶりです。 そして中の回路は、TIの評価キットをベースにして、インジケータを追加しました。それと、評価キットは19±0.5Vというマニアックな電圧を要求するので、専用の電源回路を作って追加しました。上から見て凹んだ部分の下に、送信コイルがあって、そこにQi対応機器を置くと、自動的に動作します。受信モジュールには、アンバーの3WのパワーLEDをつけました。ではさっそく。


あらすごい! 木の上に物を置いたら光ったよ。という光景です。ちなみに先ほどの宣言通り、国際化に向け、Cool Japanを意識して、これから当サイトでは、物を撮影する際に、積極的に畳を背景に利用していきたい所存です。

なお、より詳しい解説をご要望の皆様に於かれましては、国際的にコメントしていただければ、解説を差し上げたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。