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X1carbonを使おう 周辺機器を追加する

リカバリディスクも作ったことですし、本格的な使用を始めようとしています。決して安くないパソコンなので、使い倒さないと損とばかりに、使いまくりたい。しかし、結構ナイーブな作りなので、気を遣ってしまう面もあります。なんだかコンセプトや設計に、生産技術が追いついていないように思われます。外見は大変魅力的なのですが、外見およびスリムなボディを両立させるために、実質的な部分にしわ寄せが来ています。例えば、ボディを止めるねじが必要な部分に配置されておらず、手に持った程度のたわみで少し隙間が空く部分があります。それと、フタにあたる液晶パネル面が少し湾曲していてピタリと閉まらないとか…。カーボンをボディにする技術は、まだ物に出来ていないように思われます。いつの間にか、タッチパネル搭載モデルも出てきたX1carbonですが、今では改善されているのでしょうか?

こういった点では、設計に無理の無いオーソドックスなモデルを選択した方が、変に神経を使わなくて良さそうです。おそらくX230ならあまり問題ないんじゃないかなあと。わからないですが…。私の基準は普段使いのMacBookProですが、こいつは重いこと以外に、特に欠点がありません。これに比べるとX1carbonは相当繊細で、まだ出来上がっていないようです。次のモデルでは大きく改善されるのではないかと期待します。だからといって嫌いなわけではありません。魅力的なパソコンですよ。しかし、こいつに日本的クオリティが備わったらいいのになと思ってしまいます。

あと、持ち運んで使いたい僕としては、標準ACアダプタが大きいなあと感じます。X1carbonは基本的にバッテリで動かし、オフィスに戻った時に急速充電するという考え方の製品で、そのためにバッテリサイズにしては、大きめのACアダプタがついてきます。90W/20V出力で、本体部分が125mm×48mm×30mmあります。この厚さ30mmがいただけない。X1carbon本体の最大厚みがせっかく18mmなのに、周辺機器がこんなに厚くてどうすると言った具合です。この点に疑問を持たれている方もいらっしゃるようで、より小さなACアダプタを探す試みが行われています。しかしながら、本体厚を薄くするために、コネクタが従来の形とは異なった物を採用しているため、おいそれと代替品がありません。ネット上である方は、コネクタが合うNECの薄型ACアダプタを試されていました。しかし、これが合いはするものの、値段が1万円程するのです。

僕には無理なので諦めていたのですが、この度lenovoからも薄型が出てきました。標準品は前述のサイズですが、急速充電を諦めれば、もっと小さなACアダプタでも大丈夫です。そういったわけで、僕としては全然問題なく小さな物を採用します。この薄型とはIdeaPad用の65W/20VのACアダプタ(0C19874)ですが、うまく買うと¥2500ぐらいで手に入ります。

65WスリムACアダプタのパッケージが意外とかっこいい

lenovoの直販で買うと、注文を受けたとか、発送したとか、そういった連絡はメールでは一切送られてこず、何の前触れも無く突然商品が送られてきます。これが早ければあまり違和感もないのですが、注文してから10日以上かかると書いてあるし、実際にはもう少し遅かったので、注文したんだっけ?と忘れてしまい、危うくもうひとつ注文するところでした。クレジットカードの決済も遅いので、注文画面を控えておかないと記録が一切残りません。ご注意ください。というのが普通のネット通販にも言えますが、そうは言っても普通はメールで確認が来ますよね…。

さて商品は、中国から成田経由で直送されてきますが、どんなに安い物でも送料無料とか、一体どうなっているのかと、田舎者にはサービス全般に謎が多いです。あと、特徴的なのが、製品の箱が輸送用の外箱に固定されておらず、緩衝材も一切入っていないこと。「精密機器・運搬注意」みたいな注意書きがあるのに、当の精密機器は箱の中で暴れまくっているというのがシュールです。

意外にカッコいい箱を開けて、さっそく標準品と比べてみました。

 

標準の90Wと比較する

奥が標準品です。手前の薄型の方がスリムなのは、なんとなくわかっていただけるかと。具体的には、105mm×65mm×17mmで、65W/20V出力です。出力密度を計算しても、薄型の方が勝っているようです。ちなみにこの寸法、直販サイトには記載を見つけるのが難しく、何となくの推測で買わざるを得ませんでした。

 

マウスも

届いてみればなかなか良い物なので、そんなに文句も無く。おまけにBluetoothのマウスも入れまして、持ち出し準備完了です。