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路線図


北海道旅行の帰りに東京に寄ってきました。昔は最寄りの空港から、新千歳に直行便が飛んでいたのですが、今は無く、羽田で乗り換えとなるので、どうせなら久しぶりに、東京を視察してこようということで、秋葉原に宿泊しました。

秋葉原の再開発ぶりたるや、すごいものがあります。10年程前に初めて秋葉原に行ったときは、噂通りの電気街でしたが、今やインテリジェントビルが立ち並び、駅前広場はきれいに整備され、地下線を使ってつくばエクスプレスが乗り入れ、電気街が減って、アニメ街が増えて、それらが混ざり合い、カオスな様相を呈しています。駅徒歩0分の地点に18階建てのホテルがあり、そこに泊まりました。まわりの大抵のビルより高いので、見晴らしがいいです。秋葉原から神田方の写真を撮ってみました。

線路がいっぱい並んでいます。向かって右から、中央快速線、山手線内回り、京浜東北線、山手線外回り、一番左が東北・上越・長野新幹線です。新幹線上にある緑色の橋のようなもの、トラベラークレーンといいます。このクレーン、尺取り虫のように東京駅から上野駅を目指して、動きながら資材を吊り上げては新幹線上に、新しい線路を建設中です。新しい線路の名前は東北縦貫線といいます。

時刻表の路線図なんかを見ると、線路がつながっているように見えるのに、直通運転していない区間があります。この方向に直通運転すれば、乗り換えが無くて便利なのになあ、と思ったりします。ここ秋葉原も南北に山手線、東西に総武線が交わっていますが、実際の駅構造を見ると、両線は直角に立体交差していて、直通不可能なのがわかります。

同様に考えると、東海道本線と東北本線も直線的に繋がっているように見えるのですが、やはり直通運転は無理なのです。そのせいか、東北本線の運転上の終点である上野駅と、一つ南の御徒町駅の間の混雑率は、JR随一の高さとなっています。東北本線や、同じく上野が終点の高崎線・常磐線でやってきた人が、東京方面に行くために、山手線・京浜東北線に乗り換えるために混雑するのです。ならば上野駅終着の電車を、東京方面に直通させて、東海道本線と乗り入れさせれば、従来の乗り換え分で発生する混雑を緩和出来るだろうという発想で、ただいま建設中なのが、東北縦貫線というわけです。この直通運転の思想は、湘南新宿ラインで実現されており、効果を発揮していることから、こちらの直通計画も期待されています。

そうは言っても、新線建設の余地は無いので、どうやって作るの?と思っていましたが、東北新幹線の東京–上野間を建設した際に、線路の上層に新線を増設出来るように、準備工事が為されていたそうです。相当前から都市計画されていたんですね。開通は2014年度だそうです。写真のE233系3000番台が走ります。