bricolageやります


bricolageとは、

”「寄せ集めて自分で作る」「ものを自分で修繕する」こと。「器用仕事」とも訳される。ブリコラージュは、理論や設計図に基づいて物を作る「エンジニアリング」とは対照的なもので、その場で手に入るものを寄せ集め、それらを部品として何が作れるか試行錯誤しながら、最終的に新しい物を作ることである。ブリコラージュする職人などの人物を「ブリコルール」(bricoleur)という。ブリコルールは既にある物を寄せ集めて物を作る人であり、創造性と機智が必要とされる。また雑多な物や情報などを集めて組み合わせ、その本来の用途とは違う用途のために使う物や情報を生み出す人である。”

(ウィキペディア日本語版より)

というわけで、家にあったもので早速ブリコラージュしてみました。マイクロメータ、模型用エンジン、エンドミル…などなど。全て父の持ち物です。父はもともと機械メーカーにいて、今は農家をやっています。で、僕はと言うと、同じような経歴です。専門がちょっと違うぐらいです。

ウィキペディアの説明でいうところの、対照的なもの、エンジニアリングを一応やっていたのですが、特筆すべき成果とかは別にありません。ただのサラリーマンでした。エンジニアには程遠かったと、今しみじみ感じます。何せもう、会社のお金で物は買えないし、実験を依頼することも出来ません。可能性が著しく狭まった気さえしてしまいます。他人に頼りすぎていたことが、今更ですが、よくわかりました。

そういった気分の中でも、ふつふつと物を作りたいという気持ちは湧いてくるもので、贅沢なことは出来ないけど、工夫して、知恵をしぼって、現有設備で自分たち(自分と父)で出来る最善の物を作れれば、悔いも残るまいと思うようになりました。父は言います。「本当に自分の思うような物を作るには、自分で何でも出来ないといけない」と。言葉の真意はこれから少しずつ、教えてもらいます。一番身近なbricoleurですから。

  1. Your weblog is 1 of a kind, i really like the way you organize the topics.

  2. Very informative blog post.Really thank you! Keep writing.

  1. トラックバックはまだありません。

WP-SpamFree by Pole Position Marketing